2024年6月18日火曜日

ニュージーランドでマイホームを買う。【ローンの審査編】



このブログを放置してからなんと10年半!!

プラットフォームもガラリと仕様が変わり、ログインも出来ずに復旧に1時間くらいかかりました。

別ブログで書き始めていたマイホーム購入の体験記、そちらの方も全く更新していなかったので、こちらで一から書き始めたいと思います!なので以下編集しますが内容が被ってます。




おそらくほとんどの人の人生で一番大きな買い物、マイホーム。

思い立ってから購入するまでにかかった期間、半年。
まず住宅を購入するには、ローンを組めるか審査を受けるのが第一歩です。
それがなければミリオネアでもない限り、何も始まりません。

私たちの場合、彼名義の小さい持ち家のローンがすでにあり、その更新をする際に今の家を売って共同名義の家を買ってしまおうと。
その決断も彼と何回も話し合い、ローン返済がちゃんとできるのかなど、主に金銭面で散々悩みました。

そもそも家を買い換えようとなったのは、長男を出産後。

私は退職済み、彼一人の収入でローンが借りられるなんて思ってもいなかったので、軽い気持ちで、じゃあ銀行のマネージャーと話そうか、と。

私たちの銀行はWestpacで、ローンの更新を毎回1年ごとにしていたので、同じ銀行員さんと毎年話をしていました。(今考えると普通じゃないです。わざわざ銀行員に毎年会いません。)

実は出産前は、投資用の不動産を買おうとローンのPre approval(事前承認)を毎回のようにもらって、買わずにいたので、向こうは私たちの"買う買う詐欺"(笑)にうんざりしているんじゃないかと心配でした。

ところが赤ん坊連れで世帯収入も減っているのに、「子供もできたし大きな家に買い換えたい」と言うと

私たちに色々収入や支出について聞いた後、その場で即座にPre approvalをくれました!

今までは上に一度話を通してからだったのに。おそらく出世したんでしょう。笑


Westpacは、ローンの利率は他大手と比べてもそんなにいいわけでもなく、ただ付き合いが長いだけでダラダラと使っています。

でもでも。Mortgage broker(ローン仲介業者)を通してbnzの審査を受けたところ、Westpacの借入限度額が圧倒的に(7万ドル=500万円ちょい)上だったので、

長い顧客としてマネージャーがだいぶ緩く審査してくれたみたいです。普通じゃ考えられない位ゆるゆるです。

日本人の間で評判のNZHLにも電話してみたのですが、やはり借入限度額がbnz同様低かったです。


ちなみに借入条件は、収入の口座がWestpacであること、そしてフラットメイトを入れる前提だったので、フラットメイトからのレターを貰うこと!

これがトリッキーで、家を買う前にフラットメイトが決まるわけなんて普通はありませんよね。

私たちは以前のフラットメイトが一緒に住みたいと言ってくれていたので、問題ありませんでしたが。

銀行員に聞くと「大きい声では言えないけど、友達に一筆書いてもらえばいいよ」と。

そうしてフラットとしての収入を加算して、ローンが組めました。

この収入は、フラットメイト2人分、計週500ドルが限度です。
(Westpacの場合。他銀行はもっと低い)

なのでもし「6ベッドルーム2キッチンの家を買うから、フラットだけで週600ドルの収入が見込める」と言っても、審査基準になるのは500ドルまで。


ローン利率は銀行員さんとの交渉次第で下げてもらえる場合があるので、まずは低い利率に飛びつかず、よくしてくれている銀行と交渉するのがいいと思います。

私は交渉して、利率は−0.14%、キャッシュバックは3年Westpacから他所に移らないことを条件に、当初の1000ドルから4000ドルまで上げてもらいました。

出費の嵩む時、3000ドルは大きい.....!


特に銀行が決まっていない場合、または交渉に自信がない、アドバイスが欲しい場合は、Mortgage brokerを使いましょう。依頼する側にはデメリットはほぼなく、ブローカーは銀行側から仲介手数料をもらうので、余分な費用などは一切ありません。


また銀行員は中立でいる為、弁護士などを紹介してくれませんが、ブローカーならそこらへんのネットワークもある程度あります。


ローン利率、キャッシュバックについて詳しい事はローン更新編でも書きたいなぁ…。



無事pre approval がもらえたあとは、予算に見合った家探しなのですが、

期限が3ヶ月なのに、全然家は見つからない。もう一度 pre approvalをもらうにも、同じ額借りられるかわからないと言われ。

とってもストレスな毎日でした。



家を探す編に続く

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